どうも、YOUです。
企画参加者共通のコラムを配信していきます。
さて、このコラムを読んでいる方にはいろんなケースが考えられます。
- 教材を購入
- イベントに参加
- コンサルティングに参加
主にはこんなところでしょう。
そして、共通するのは、
「何かの目標を達成するためにお金を払った」というところだと思います。
そして僕からしても、やはり結果を出してほしいと思いますし、
やはり何かいい気づきが得られればと思って、有料商材を作り込んでいます。
そこで、僕の作っている教材やイベント等の使い方についてお話しておきたいと思います。
さて、そもそもですが、前提としまして「良い有料商材とは、クライアントの間違いを事前に防ぐことにある」ということを知っておいてください。
教材というのは、「知識を与えること」に重きを置かれがちですが、どちらかというと、ビジネスをしていく上で重要なのは、無駄なことをせずに結果が出やすい方法だけに絞って実践していくことになります。その上で重要になってくるのは、「新しい知識をなんでもかんでも与える」のではなく、「明らかに間違っている行動や余計な行動を事前に防ぐこと」であると思っているわけです。
ですから、もちろん新しい知識は提供しますが、あくまで僕がお教えするのは、あなたが変に間違わないようにするための知識です。そして、無駄なことをしないための知識であり、あなたが取り組んでいることよりも優先すべき事項についてお教えしていきます。
ここをまず理解しておいてくださいね。
その上で、教材とはそもそも「選択肢を与えるためのツール」だと認識してください。
あなたが意図していなかったことやこれまで得られなかった気づきを与えて、
- 「そういうやり方もあったのか!」
- 「そのやり方でいくとゴールまで早く辿り着けそうだな!」
- 「なるほど、今までできてたつもりだったけど、意識的にはできてなかったな!」
などの発見をもたらすものです。
独学では絶対に発見できなかった、ゴールに早道でたどり着くためのヒントがたくさん落ちているのが教材です。受験参考書なんかもそうですよね。教科書だけでは理解しにくかったことやわからなかったこと、発見できていなかったことを知るためのものになっているはずです。
ただし、教材はあくまでにゴールにたどり着くまでの「ヒント」に過ぎません。
もちろん、全く知らないのと、知っているのでは、ゴール到達までのスピードは明らかに変わってくるでしょうが、それ単体だけだと目指す方向性が確実にぶれるのです。優先すべきことを優先せず、余計なことをやってしまったりとか、あるいは勝手に間違った解釈をしてしまったりとか、教材では基本質問ができませんから、深い理解ができずに知識を使いこなせなかったりとか。
そういったミスが起きてしまうわけです。
そこで必要になってくるのが、コンサルティングです。
コンサルティングは、その人の状況を把握した上で、最も今優先すべき事項についてアドバイスをしますし、余計なことをやっているのであれば、その軌道修正をしていきます。
ですから、教材もコンサルティングも、両方とも必要だと思っています。
教材がなければ、そもそも選択肢がないし、
コンサルティングがなければ、そもそも方向性を間違うからです。
そして、実は一番大事になってくるのが、
自ら「試行錯誤していく」ということになります。
日々リサーチして、日々思考して、自力でもなんとか進もうとしないと、
当たり前ですが、矢印は前へと進んでいきません。ゴールも近くなりません。
よく、結果が出る人は「素直に物事を実行していき、先生のいうことをよく聞く人だ」と言われます。ただ、この「素直さ」というのを多くの人は勘違いしている人が非常に多く、「素直」を「先生の言いなりになる」と思っている人が大多数です。
しかしながら、マーケターとしての素直さとは、「そのアドバイスが的を得ているかどうかはひとまずおいておき、とりあえずその施策を試しにやってみる」というところにあります。
ここの違いは非常に大きいですよ。
「先生の言いなりになる」という思考の人はどうするのか?というと、
「先生に言ってもらったアドバイスしか実行しない」わけです。
だけども、結果が出る人は違います。
そもそも先生にアドバイスをもらう前に、日々、試行錯誤していて、様々なアイデアが浮かんでいます。その中の1つとして、メンターのアドバイスがある、に過ぎません。
そして、素直な人は、自分のアイデアとメンターのアドバイス、どちらの方が効果的なのかはわからないけれども、とりあえず言われた通りに、アドバイスにしたがってやってみるのです。そして、結果を見て判断するわけですね。これが真の素直さです。これ以外の素直さにあまり価値はありません。
で、だいたいここで初心者の方が疑問に思うのが、
「自分のアイデアが生まれないんですが….」ということですよね。
その場合原因は主に3つです。
- 基礎知識がしっかりしていない
- ライバルを見ていない
- 異業種のサービスに触れていない
【基礎知識がしっかりしていない】
まず、基礎知識がしっかりしていないのであれば、とにかく学ぶしかない。教材でもセミナーでもいくしかないんですよ。あるいは、今まで見てきた教材、まさか1回、2回しか見ていないってことがあるのであれば、最低10回は目に通すようにしていきましょう。
基礎知識がしっかりしてないのは、復習していないか、あるいは使う前提で覚えようとしていないか、のどちらかです。こういう人におすすめなのは、動画を自分で撮影し、講義していくということです。自分で誰かにプレゼンするつもりで、動画を収録してください。
これ、僕が塾講師を軽くやっていたときにも教えていたことですが、知識を本当に身に付けたいと思ったら、塾講師と同じ講義を自分でもできるようにすることですよ。
生徒として学ぶのではなく、自分も先生になるつもりで学んでください。
そして、もしあなたが先生をして、人に教えなければいけないとしたら?と考えましょう。
先生と同じ講義をできるようになってください。
世界史でも、数学でも、先生と同じ講義ができるってことは、人に教えられるってことですし、理解が完璧になっていくには、ここが最も早道なんです。
これはビジネスでも同じですので、まず動画を撮りましょう。そして、人に教えるということをしてみてください。このとき、ポイントは知識は受け売りでいいから、あたかも本当に先生かのように振る舞うことです。知識はほんとはカラカラなのに、でもさも知識人かのように振舞ってください。声や喋るときのメリハリの付け方などなど、あらゆるところを先生に似せていくといいです。
【ライバルを見ていない】
もし、アイデアが浮かんでこないのであれば、それはライバルを観察していないからです。ライバルのビジネスを見ていけば、「こういうやり方もあったのか!」と必ず勉強になるところが出てくるはずです。自分のビジネスとライバルを比較して、「どっちのやり方がいいんだろう…」と考えることがないのであれば、確実にライバルリサーチ不足です。
【異業種のサービスに触れていない】
更に言えば、異業種のサービスにも触れましょう。それはレストランでもカフェでもスポーツジムでもいいです。なんでもいいんですが、他の異業種のサービスも当然ながら、マーケティングをやっていますので、売るためになんらかの努力をしてきているはずですし、その工夫というのは、異業種であったとしても、自分のビジネスに取り入れられるはずです。
会員制のフランス料理屋があったりとかすると、僕もこういうサブスクリプションモデルは自分でも取り入れられるかもしれない、とやはり思いますよね。いかに日常にビジネスの考え方を持ち込むかが重要です。
さて、最後になります。
やはりライバルのリサーチもそうなんですが、その教材を出している人、そのセミナーを主催している人のビジネスモデルはよく観察するようにしましょう。
そもそもとして、「教材を出している人のビジネスモデルに近づけるためのヒント」となるのが教材なんです。
つまり
- 教材を販売している人のビジネスモデル=Goal
- 教材=そのGoalに到達するまでのヒント
なわけですね。
なんですが、あまりに教材を出している人のビジネスモデルを観察せず、教材だけを見ている人が多いです。これ、どういう状況かというと、クイズ問題で、クイズが出題されてもいないのに、ヒントだけもらうような感覚です。
いやいや、ヒントだけもらっても、「なんのヒント」なのかわからないと、正解には辿り着けないでしょう?という話です。
なので、教材を買ったときは、教材だけをみるのではなく、教材を出している人のビジネスモデルもしっかり観察するようにしてくださいね。
- どんな教材を販売しているのか?
- その教材のコンセプトはなんなのか?
- 教材を販売したあと、お客にどんなアプローチをしかけているのか?
- 普段はどんな情報発信をしているのか?
- どんな媒体を使って、ビジネスをしているのか?
- どうやって集客しているのか?
- どんな単価の商品を扱っているのか?
- 商品はいくつ持っているのか?
- どんな売り方をしているのか?
- どうやってファンを作っていっているのか?
……….etc
こういったところ、全てをくまなくみていきます。
そして、その裏側に隠された戦略が「教材」に詰まっているというわけです。
ここの感覚が甘いと、そもそもビジネスで結果を残すのは不可能です。
逆にこれができれば、どんなビジネスであったとしても、完全ゼロから売りあげを立てていくのはそうそう難しいことでもありません。
ということで、以上、教材やセミナーなどを使い倒すために必要な前提知識でした。